人には、自分で自分を慌ただしい気持ちにさせるところがあります。 しかし、いくら慌てたところで、人生はどうなるものでもありません。 どんなに悩んでみたところで、事態が大きく改善するわけでもありません。 むしろ楽天的に、のんきに生きていくほうが賢く、人生はより豊かになります。
自分が使う目的でためたものは、自分で使ってください。使わなかったものは、必ず他人のものになります。
「不安という名の鳥が、頭の上を飛んで行くのを防ぐことはできない。しかし、頭の上に巣を作るのを防ぐことはできる」
大切なのは、自分ならではの「生きる信念」を持つことです。 「私は、こういう生き方をしていきたい。私ならではの生き方をすることは、私にとってもっとも幸福なことだ」という認識を持つことです。
名誉と自分の体はどちらが大切か。財産と自分の体はどちらが大切か。ものを得るのと、失うのはどちらが苦痛か。
名誉に執着すれば、それだけ気疲れも多く、財産を蓄えれば、それだけ損失も大きい。
現状に満足することを知れば、恥を受けることも無い。ほどほどを知れば、危険な目に会うことも無い。このようにすれば、身は安泰だ。
成功の呪縛から自由になれば、目の前の仕事に気楽に取り組み、淡々とやり続けることができます。
種まきをやる上で大切な事は、気楽な気持ちであり、かつ同時に沢山まくことだ。何が自分にとって本当に食まれるものなのかを見極めるために、たくさんのものを試してみる。あれこれと結果を考えるのは始めた後にということにして、何も考えていない位がちょうどいい。
強い刺激は必要ありません。 むしろ、刺激の少ない地味な暮らしだからこそ、より疲れにくく、より豊かに暮らせるようになるわけです。
自分にとって辿り着きたい理想の人生が見えていない段階では、蓄えたお金をどうやって活用すればいいのかも見えてきません。 資産運用や自己投資すること自体が正解ではないです。 あくまで自分にとっての理想を実現するための手段として、資産運用や自己投資があります。
けれどその一方で、人生のほうはまだ、あなた方に対する期待を捨ててはいないはずです。“あなたを必要とする何か”がどこかにあり、“あなたを必要としている誰か”がどこかにいるはずです。そしてその“何か”や“誰か”は、あなたに発見されるのを待っているのです」
私の底”に、私自身より大きな何かの働きが与えられている。
その働きは、あえて名前を付ければ“いのちの働き”とでも呼ぶよりほかないような何か。あえて一言で言えば“私の底のいのちの働き”。
“自分の悩み”への執着・こだわりを“手放す”ことができるかどうか、そして、この自分の存在が“自分を越えた大きな大きないのちの流れ”のとった、一つのちっぽけな形にすぎないということを心の底から実感できるかどうか