お金は減るもんだし
人はどうせいつか死ぬのに、
なんで嫌なことして、
好きなことにお金つかうの我慢してるんだろうって気づいて、
好きなことだけする日々がどんどん加速していってます。
もらったお金も好きなものに遠慮なく使います。
ハウスクリーニングの評価は、次の3点で決まる。 1 視覚 (見た目) 2 触覚 (手ざわり) 3 嗅覚 (ニオイ) 圧倒的にウェイトが高いのは、1の「見た目」。
家族にも掃除してほしいなら、「掃除している姿を見せる」こと。
光の数が多いと、くすんだところが目立たなくなり、上等に見える。 目の錯覚でもいい。だから、ホテルは「光りもの」でできている。
自分の部屋にいると、何となくだらけた気分になる。 そんな時は、モノの角度と輪郭を整えてみよう。 背筋が伸びて改まった気持ちになり、やる気も出てくるはず。
「自分にとって本当に必要なモノだけ残す」 「本当に必要なモノ以外は捨てる」
誰もがいろんなことを考えてはいるけれど、モノがすくないと、圧倒的に考えることが増えるんです。 だって、モノがなかった時代なんて、生活のすべてが、工夫とアイデアのかたまりじゃないですか。
「角度」のルール。縦、横、高さの3方向とも90度にそろえる。 書類も、古新聞も、靴も、傘も、歯ブラシも、蛇口も、椅子も。 注意してみると「ナナメ」がたくさん放置されている。 やることが多くてワクワクしない?
「見せたいモノ」は45度にあしらうとオシャレ。 写真立て、認定証、化粧品、お酒、鏡、店頭のパンフレットなど。 ミスユニバースの水着審査の時の立ち方だ。
「輪郭を整える」とは? モノの境界線やスミには汚れがたまりやすい。 本来はシャープな線だったのに、ブサイクに見える。 ここをブラシでサッとこすると、美しくてかしこそう。
意図を持って手を加えたものは「聡明さ」「几帳面さ」を印象づける。
カウントできないほどの小さな時間を日常の動きの中に埋め込む。 「ちり」が積もり続けたら、絶対に風景が変る。
大事なのは、この、おおざっぱな印象。 この印象で、十分に気分は変わる。
モノを水の流れに例えてみる。 昔は、干からびた小川にチョロチョロと水が流れてくるイメージ。 だから、水は大切に使えと繰り返し教えられた。 流れて来なくなれば汲みに行かなければならないから。 今は、「濁流の大河」の中にいる感じ。 ものすごい量とスピードで、頼んでもいないのに押し寄せてくる。「大切に」と抱え込んでいたら、自分がおぼれてしまう。 ためこまずに、どんどん捨てる。 そして、次々に襲ってくる水を入れないように押し返す。 これを超スピードでやり続けなければならないのが今の時代。 「モノを大切に」と教えてくれたご先祖さまには「ごめんなさい」。 もう迷わず、濁流に立ち向かおう。