過去の蓄積にこだわる、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくのだ。

自分の大間違い

人生は積み重ねだと誰でも持っているようだ。僕は逆に、積み減らすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自由さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわる、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれ変わって運命をひらくのだ。それには心身とも無一物、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、命が分厚く、純粋に膨らんでくる。

 

 

 

 


人間にとって成功とは一体なんだろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。夢がたとえ成就しなかったとしても、精一杯挑戦した、それで爽やかだ。

 


「消されるなら、それで結構。とことんまで戦うよ」

 

 

 

 


よく考えてみて欲しい。なぜ迷うのか。こうやったら食えないかもしれない、もう一方の道はどれでも選ぶ、ちゃんと食えることが保障された安全な道だ。それなら迷う事は無いはずだ。もし来ることだけを考えるなら。そうじゃないから迷うな。危険だ、と言う道は必ず、自分の行きたい道なのだ。本当はそっちに住みたいんだ。だから、そっちに進むべきだ。僕はいつでも、あれかこれかと言う場合、これは自分にとってマイナスだな、危険だなと思う方を選ぶことにしている。

 

 

 

 

 

 

あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、凡人には難しいと言う人がいる。そんな事は嘘だ。やろうとしないからやれないんだ。それだけのことだ。人生うまくやろうなんて利口な考えは誰でも考えることで、それは大変やし根性だと思う。繰り返していう。世の中うまくやろうとすると、結局、人の思惑に従い、社会のベルト・コンベアの上に乗せられてしまう。本当に生きているのでは無い。流されたままで生きているに過ぎない。

 

 

 

 


夢を見る事は神、青春の特権だ。これは何も暦の上の年齢とは関係ない。10代でも、どうしようもない年寄りもいるし、70、80になってもはつらつとし、夢を見続けている若者もいる。