たいせつなのは逃げることじゃないんだ。「逃げかた」を、おぼえることなんだ。一度「逃げかた」をおぼえてしまえば、どこにだって自分の居場所はつくれるから。

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愛情の自給率を上げよう。心の中に、誰にも荒らすことのできない畑を作ろう。愛をせがまなくても生きていけるように。たとえ誰かに嫌われても、死にたくなるほど苦しまなくて済むように。

 

 

自分をいたわろう。どうせ誰も私たちを十分にいたわってなんかくれないし、いたわってくれる人は、私たちをもっと働かせようと目論んでいるだけかもしれない。
自分を慰めよう。どうせ誰も私たちの悲しみを完璧に理解してくれることなどないし、理解するフリをして私たちを操ろうとしているのかもしれない。
自分を励まそう。私たちの頑張りなんて誰も見ちゃいないし、私たちの成功に誰も興味なんか持ってくれない。

 

 

愛情を自己供給できる人だけが、人から頼られ、依存され、愛を求められることに耐えられる。そしてそういう人であれば、本当の意味で誰かを褒め、いたわり、慰め、励ますことができるんじゃないかと思う。でかい畑を持っていれば、ご近所さんに分けてあげられる。そういう人が強い人だ。

 

 


もしあなたが今疲れていて、リフレッシュをする方法もピンときていなかったり、リフレッシュする元気すらないのだったら、とにかくダラダラする努力をしてほしい。たぶん「ダラダラして仕事が進まない」「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ」など頭を巡るだろうが、巡り続けても、とにかくダラダラしてほしい。ふとんにくるまってほしい。ゆっくりお風呂に入ってほしい。

 

 

 

一度でも遠くに逃げた経験をもっていると、たぶん連れ戻された日常のなかに「ここでの逃げ場」を探したり、見つけたり、つくったりが、ほんの少しだけ上手になるのだ。

 

 

たいせつなのは逃げることじゃないんだ。「逃げかた」を、おぼえることなんだ。一度「逃げかた」をおぼえてしまえば、どこにだって自分の居場所はつくれるから。バカなやつらの、バカさ加減に気づいたきみだったら、きっとできるから。

 

 


自分のニーズを追求すること、自分の好き嫌いを知り 拾い集めて削ぎ落としていくことで、使命やライフワークといったものの輪郭がはっきりと現れてくるのです。
それを年齢や立場などを盾に諦めずに探してあげるのって、自分への最高の愛情なんじゃないかなって思いますよ。
ないんじゃないんだよ。埋もれてるだけ。

 

 

"十分がんばっているわたしたちに必要なのは、「もっと輝く方法」ではなくて、「毎日をちょっと愛せるようになること」ではないでしょうか"

 

 

もし成功したい、とか、何者かになりたい、というのであれば、今の時代、何が求められていて、どの役割があいているか、その役割をいかにこなせるか、を考えるといいのかもしれません。

 

 

誰かと比べて判断するのではなくて、「これで、またわたし経験値が上がる!」といった感覚で少し考え方を変えてみると、大きな変化に繋がると思います。

 

 


まずはなによりも自分の心と体を守ることをちゃんと自分の責任としてやっていこうと思います。どうしても「登っていく」プレッシャーに追い立てられるようになるけど、この歩き方が十分立派なスピードなのだと自分に言ってあげたいと思います。