人間が人間として誇りをもって生きようとするとき、もっとも必要なものは何か?
それは「かくあるべし」とする自信と意志力である
平たく言えばやる気である
福沢諭吉はこれを「独立自尊」と表現しているが、人は自分自身を信じることなしに
何を信ずることができよう。自分を信じているからこそ、他人を認めることができるのである。この心さえあれば自分は自分、他人は他人として認めることができるし、人をうらやましがることもない。またやる気という意志力をなくしては何も成就することはできない。これは過信とも傲慢とも違う、いわば独立独歩の精神なのである。
ニーチェも「自信と意志力はすべてを切り開く根源である」といっているが、国家民族の歴史も、一人の人間の歴史もすべては、その個人の中にある意志力によって築かれてきたのである。
生活のレベルが少し下がっても
心の豊かさがもう一段だけ向上すれば
失うものは何もない
余分な富を持つと、余分な物しか購入しない
魂が必要としているものを購入するのに
金銭など必要ないのである
たのしみは心をおかぬ友だちと
笑いかたりて腹をよるとき
であり、花壇をいじっているときは
たのしみは朝おきいでて昨日まで
無かりし花の咲ける見るとき、となり
読書のときは、たのしみは
珍しき書人にかり始め一ひらひろげたる時
人間の一生誠にわずかなり
好いた事をして暮らすべし
夢の間の世の中、すかぬ事ばかりして
苦を見て暮らすは愚かなことなり
この事は、悪しく聞いては害になることゆえ
若き衆などへついに語らぬ奥の手なり
我は寝ること好きなり
いま境界相応に
いよいよ禁足して
寝て暮らすべしと思うなり
南無阿弥陀
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