本当に必要な物って管理できる範囲で充分なんだ

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 第四章は「生きがいづくり」。ここで個人的にオススメしたいのは、「自転車革命」の章で紹介される「フリーパワー」。これはスーパーのオリンピックの子会社が開発した自転車のアシスト装置なのだが、私自身も使っている。
 簡単に言えばシリコンゴムの特徴を生かして、ロスしていた漕ぐ力を推進力に転換して生かすという技術で、実際に乗ればわかるが、走り出しの軽さと坂道で楽になる感覚がすぐに実感できる。ゴムも強度によって3種類から選べる。今乗っている自転車に取り付けることも基本的に可能だ。
 健康面からも膝に負担のかかるジョギングよりも、自転車の方がシニアの運動には向いていると思う。しかも徒歩よりも行動範囲が大きく拡大することで、目にする景色も変わってくるので脳が刺激され、精神的にも老化予防に効果があるのではなかろうか。

 

 


本当に必要な物って管理できる範囲で充分なんだ

 

 


今こそ、いらないモノを捨てるときです。
モノを溜め込んでも幸せは手に入りません。
モノを捨てて過去から解放されましょう。

 


生活に彩りを添えるモノは、あれば大変便利です。
しかし、現代人の生活はいらないモノであふれています。
ラクタを処分すれば、人生全体が驚くほど快適になります。

 

 

 

 現代は大量生産・大量消費の原理で成り立つ社会です。
人々は「モノが幸せをもたらす」と洗脳されています。
広告を無視することが洗脳を解いて自由になるカギです

 

 


思い出が現実になることは絶対にありません。
過去に生きようとするのはむなしい試みです。
今ここに生きていることの喜びを実感しましょう。

 

 

過去のトラウマから目をそらしていませんか?
それが身のまわりのガラクタとなって表れるのです。
ラクタと向き合い、トラウマを解き放ちましょう。

 

 


モノの価値は私たちの生活を便利にしたり、楽しさや喜び、潤いを与えてくれるものですが、それが失われたモノは残念ながらガラクタにすぎません。
そんなガラクタを見つけるためには、自分の生活の中で本当にそれが必要なのか、役に立っているのかを考えてみること、とても高額な商品とか、ブランド品などという理由で所有しているだけなら、キッパリと処分すべきと著者は指摘します。

 

 


風邪で寝込んでいる時、モノがあなたを看病してくれますか?

 

 


「言葉や思考が『ふつうに生きること』を否定するとき、私たちは生命を捨てるのではなく、そんな言葉を捨てたほうがいい、と大拙は言います」

これは生きづらさを抱える多くの人を励ましてくれる言葉ではないだろうか。言葉(思考)に縛られて、本来持っているはずの生命性を失ってしまうのは近代の病だが、大拙の言葉はまさにその処方箋のようである。

 

 


自分が「こうあるべき」、「こう生きるべき」とか「夢をかなえてナンボ」みたいな親や周りから植え付けられた固定概念に知らず知らずのうちに振り回されて辛かった毎日でした。
しかし、中村先生の本を読んで人生の満足感は誰か決めてもらうのでなく、誰かと同じような人生を生きなくてはならないものでも無いという事を強く思いました。
ただ、これが自分の人生だとするには自分らしく生きると覚悟を決める必要があると感じました。
また、人とある程度の距離を取る事、期待しない事など普段の生活のストレスを軽くするのに非常に役立つとも思いました。

 

 


逃げたくても逃げられない人間関係に長年悩んでましたが、この本をよんで、付き合いたくない人、嫌いな人、苦手な人とは、真面目に向き合わず、うすーく付き合っていけばいいんだという事がわかりました。少し気が楽になりました。

 

 


人から攻撃を受けた、負けたくないアイツに負けた、知らない人とどんなコミュニケーションをとったらいいかわからないといったストレスを溜めがちな人には特におススメです。

実は「やらなきゃ」「大切にしなきゃ」と思っていることの9割が、実はそうでもなかったりします。

 

 

 

要するに
目の前にやってきた出来事「結果」に
一喜一憂することなく、はひふへほ、と観察し

「なんとかしようとしない」


そうかそうかと、
淡々と行きましょう、生きましょう、
ということ。