【ポイント】
・右肩上がりが正常な状態というのは、ここ数十年間の偏った認識
・不安になれば、まじめな人ほどなんとかしようと行動する。 そのまじめな人の行動の先には、必ず「儲かる人」がいる。
→お金に関しても、まったく同じ。お金の話題は不安を煽りやすく、何より儲かりやすい。そのため、意図的に情報が発信されていることが多い
・儲けのタネは、ほんとうの価値を「知っている人」と「知らない人」のギャップのなかに潜んでいる
・価値さえ生み出し続ければ、何歳になっても、食いっぱぐれることはない
・政府が破綻しない以上、つまり国債を発行できる以上、年金は支払われます。一般論で考えれば、年金制度に税金を投入している以上、支払い損となることはない。
・年金「だけ」に頼るのは反対です(自助努力はもちろん必要)。将来の支給額がどうなるかは、この国が経済成長するか(パイが大きくなるか)どうか次第だということを、みなさんは理解しておくべき。
・お金に苦労する人は、データを見ず、自分で考えない人です。 お金に振り回される人は、考えても仕方がないことを考える人です。 お金で損をする人は、与えられた情報を鵜呑みにする人
・手取りでもらったお金を『財布』『投資』『預金』の3つに振り分ける
・大切なのは、世間が「いい使い方だ」と思うことではなく、自分の価値観を知り、どのように使えば自分はハッピーになれるのかを知ること。
・大小を問わずあらゆる人生の可能性は、新しいことを学んだり、読んだり、足を運んだり、人と話したり、異文化に触れたりしなければ、決して生まれない
・「人・本・旅」で勉強することが何よりも大切
→若いときほど、たくさんの人に会う、たくさんの本を読む、たくさんの現場に出かける。
・スキルは、新しい環境に積極的に身を置いて、大変だ、大変だ、と言いながら身につけることのほうがむしろ多い
・スキルが身につく場所に飛び込んでみましょう。それがたとえ非正規雇用であっても。そこで自分のものにしたスキルこそ、本当に使える武器になる
また、
「お金の使い方を考えることは、自分が何を楽しいと思い何を大切にし、どんな人間になりたいかを自問自答することなのです。」
という、文章がとても印象に残った。
お金とは自分の生活中で重要なものなのだから、漫然と使うのではなく、一度、使い方を見直そう、と思えた。
逆に言えば、なりたい人物(ゴール)があれば、ゴールにいる人がどのようなお金の使い方をしているかを知る、または考えることで
楽しくお金を使いながら、ゴールを達成できてしまう、ことも言っていると思う。
「成長するのに「苦しい思い」や「辛い思い」をするんだったら、成長なんぞしなくてもいいから、今の自分の幸せを選択したい。」
著者の言いたいことは、この言葉に要約されている。
昭和の高度経済成長期のとにかく頑張れ!根性で乗り切れ!の精神論は令和の時代には合わない。ブラック企業が嫌なら辞めていい。逃げてもなんとかなる。今の若い人はスマホさえあれば幸せを感じられるから無理に成長しなくていい。
自分の幸せを最優先に生きていけば、幸せになれる。人生はそのように設計されている。それが幸せのプログラミング。
絡み合った糸はほぐれ、自分が本当に望んでいたことが分かりました。色々チャレンジしてみてすぐに嫌になってしまったけれど、実は、私の中のあらゆるワタシはみんな「自分の世界を守ること(鎖国)」を望んでいました。そのためにどうするべきか、その答えも、自分が既にもっていたのです。
人は幸せになるようプログラミングされていて、心に葛藤が生じるとき、自分の中にあるいくつもの自分がそれぞれのやり方で自分自身を幸せにしようとしてくれている。
☆すき間時間に好きなことを先取りすれば、今の日常のなかでも、もっともっとワクワクできる。
「いいな」と思ったことは、とりあえず、すき間時間にやってみる。そんな「小さな一歩グセ」をつける。
そうか!大きなことをせんでも、ええんや!
人生の最期に思うこと
・人の期待に沿うのではなく自分が望むように生きたかった
・あんなに一生懸命働かなくても良かった
・もっと自分の感情を出せば良かった
・もっと友達と連絡を取れば良かった
・自分をもっと幸せにしてあげれば良かった
こんなふうに思って死んでいくなんて嫌ですよね。
人生は何歳からでも変えることができる、それは
自分の好きなことをして生きるだけ。
好きなことがわからなければ、「これはしたくない」と
考えるのが近道だそうです。
いろんなことを我慢して頑張ってきた人は
他人や親の目を気にして生きてきたから。
これからは我慢ではなく周りの人たちに感謝しながら
自分の好きなように生きていきましょう☆
あなたの人生をうまくいかせる最短の道は、まわりの人をうまくいかせることです。
仕事でもプライベートでも、あなたはポジティブな影響を与える存在になれます。
何歳であろうと、どんな職業であろうと、たった今どう感じていようと、
ポジティブな影響を与えるために必要な変化を起こすことができます。
そうやって人の人生を豊かにするうちに、あなたの人生も想像できないほど豊かになります。
・笑顔が大事
・関心を引くより、関心を持つ
・目を合わせるだけで、相手の自尊心をが高まる
「人生でいちばん大切なのは、ポジテイブな影響を与えること」
ちまたによくある自己啓発本では、まず「自分を変えることによってよりよい人生にしていく」という方法論がつかわれています。
対して、「それを見るたびに、私は気が遠くなります」(笑)と述べている著者は、「人との交流と関連性」にフォーカスするアプローチをとっています。
つまり、言動を通して、 人にポジテイブな影響を与えることに集中する→自分をとりまく世界がよい方向に変化→自分の人生が好転する、ということです。
まずは自分ではなく他者ありき、これがポイントです。
”人の関心を引こうとして時間を費やすより、人に関心を持つ人間になれ”(ガードナー)
私は、私にわかってほしいし、
あなたは、あなた自身に、わかってほしいものなのです。
「もう、しょーがないかぁ・・・これが私なんだから。」
ってなった人は強い。