調子どうですか?君へと届く気がするから・・・

3年前に5歳からずっと友達だった子を病気で亡くしました。最初は家が隣で公園に行ってその子がいたら遊ぶというかんじだったそうです。自動的に小、中、高と同じ学校に進んで喧嘩して衝突したりお互い辛くて泣きあったり嬉しいことがあると報告しあって生きてきました。なにか辛いことがあったら必ずその子に会いに行ったし、その子が辛そうだったら家に呼んで外が明るくなるまで語り尽くしました。進路のこと、恋愛のこと、家族のこと。数え切れないくらいたくさんの言葉を交わしてきました。私の学生時代はその子がいないと成り立たない。それくらい大切な子でした。そして大学2年生になってから急にその子からの連絡が途絶えました。心配でしたが私は大学が楽しかったのと、地元を離れてしまったこともあり直接会いに行ったり実家に電話をかけたりはしませんでした。そして大学4年の春(大学はその子とははなれてしまいました)、その子からいきなり電話がかかってきました。私は久しぶりでちょっと照れくさいな、なんて思いながら「久しぶり!元気??」と言いました。するとただただその子がすすり泣く声が聞こえました。私が「どうした?」と聞くと電話を切られてしまいました。その4ヶ月後、その子が亡くなったという報告を受けました。夢じゃないか、嘘だ。と思うことしか出来ませんでした。涙も出ませんでした。そしてその子の元へいくと髪の毛は抜け落ち、小麦色だったはずの肌は真っ青になって、骨と皮しかないような手足でその子とは思えない子がそこに横たわっていました。その時、私は何をしていたんだろうと、どうしてすぐに会いに行ってあげなかったんだろう。連絡が途絶えた時無理矢理でも電話して何とかして連絡を取ろうとしなかったんだろうと今までにない後悔を感じました。その子は私が大学を楽しんでいることを知っていて、自分のことで私が大学を楽しめなくなるのが嫌だったそうです。 お通夜は泣いて泣いて、何度も謝りました。何度もお礼を言いました。君は私のこと許してくれるかな。一番辛い時にそばに居ることもできなかったこんな不甲斐ない私を空から笑ってみてくれてるかな。 大切にしたい人は絶対に手放してはならない。その時はなんとも思わなくても後になって必ず後悔する。思ったことはきちんと伝えようと思いました。みなさんも、今いる友達、家族を大切にしてください。 長々と失礼しました。

 

 

 

ほう・・・けっこう面白いことを言う・・・

五木寛之 忘れてませんか楽しむ心 1/2 - YouTube