今日死ぬかのように生きなさい。
永遠に生きるかのように学びなさい。
ホリエモンは所有欲がほとんどないらしい。スマホ一つあればもう十分だそうだ。今はもう何も所有していない。ホテルにずっと住んでいる。家族ももたない。いぜんは家族はいたんだれど、今は別れたそうだ。持ち家も結婚していた時はけったいな家があったそうだが、別れたときに売ったらしい。
そんなホリエモンは自身の本の中で繰り返し言う。
「今を生きよ」と。
将来を心配するな、過去はもうない。だから、今を精一杯生きるんだ。
彼は一度警察に捕まって檻の中で生活もしている。
逆境の中、辛い中でも、今だけを見つめ、今を精一杯生きている。
彼の本を読むとその今のなかでのアグレッシブさを感じる。精力的なのだ。
その生き方からは、生きていることはいつか終わりを迎えること、そして死の恐怖、がじんわりと感じとれる。
彼自身がそう言ったわけではなく、ぼく自身が彼の生き方、行動を見ているとなんとなく、そんな風に思う。
いつか死ぬ。だけど、いまは生きている。
いつか死ぬ。だから、いまを生きる。
生への焦燥感。
人は歳とり老いていく。
だから彼は精一杯走るのだ。
そんな気がする。
彼の生き方を見て、そんな感じがする。
今を生きる。とても力強い言葉だと思う。