(頑張る教)から抜ける


「私がどう感じたか」「私がどんな気分になるか」
目を向けるのは、相手の言動ではなく、自分の心です。

許せないのは相手の言動ではなく、実は自分なのです。
ひどいことをされた、嫌なことを言われたのに「言い返せなかった自分」
「黙っているしかできなかった自分」が情けなくて、悔しくて、許せないのです。

なので、今からでも遅くないので、今更だけどちゃんと言うこと。
自分の中にモヤモヤしている気持ちをちゃんと出すこと。
そうすれば嫌な出来事は終わるのです。

腹黒い自分もさらけ出してみる
=いい人をやめる。お礼、お返しをしない。

「なんかムカつく」=そこに自分の隠している本音がある。
誰かと揉めること、ケンカは自分と向き合うきっかけとなる。

後ろめたい気持ち(罪悪感)が「自分の問題」を作り出す。
誰も責めていないのに、勝手に責められていると感じて怒ってしまう。
罪悪感を隠すために、相手が悪いことにして自分を正当化しているだけ。

自分は本当はどんな気持ちだったのか。
どんな気持ちを分かってほしかったのか。
どんな気持ちを分かってもらえなくて悲しかったのか。
どうしてそれを言えなかったのか。
Iメッセージで伝える。

怒りも悲しみも、ちゃんと感じてちゃんと吐き出すこと。
平気なフリをしなくてもいい。
誰にだって弱さを見せてもいい。甘えてもいい。迷惑かけてもいい。

誰かに言ったこと、思っていることは、
=自分に言いたいこと。自分の思っていること。

誰かに言われたことも=自分が思っていること。
そう思って聞くと、自分の本心に気づくことができる。

他人を見て勝手に不安にならない。
人から何かを言われる=その人が勝手に不安になって問題視しているだけ。
「相手の問題」なので、何を言われても気にしなくてOK!

「○○すべき」という考えが自分の問題を作り出しているだけ。
「○○しなくてもいい」と自分が禁止していることを許可していくと
目の前の問題が解決していく。

誰のことも「可哀想」と思わなくていい。
相手がかわいそうに見えても無視すること。
自分が「かわいそう…」と思っているから、相手はそういう行動に出るだけ。
自分がつらい、しんどいのを我慢するのをやめるには
「無視する勇気」「甘えさせない勇気」が必要。

断る勇気をもつ=自分を安売りしない。
自分に合わない仕事、自分のブランドを落とす仕事、やりたくない仕事を断る。
つまり、自分を大切にするということ。

遊びでも旅行でも買い物でも、自分が好きなこと、したいことをする。
上手くいっている人は、収入につながらないものが収入につながっているのです。

あなたが好きでやっていることにお金を払いたいという人が登場します。
自分が「収入にならない」と思っていたことが、一番収入になるのです。

学校や会社、いたる所にはびこっている「頑張る教」から抜ける。
やりたくないことを頑張ってやっても楽しくない。苦しいだけ。=無駄な努力
やりたいことを夢中でやる=楽しい、もっと頑張れる=成功する。