本屋は楽しい

本屋にいったらまず、玄関先でカフカが絶望していた。

彼は言う、ぼくよりも倒れている人間はいないだろう。
うるさいなぁ、君は、いつも絶望していやがる。そのままずっとやっていなさい。

旅のゾーンでは、ミリさんの47都道府県にいってみたという本があった。今度読みたい。
そして能町みね子さんが「逃北」と言っていて、良い概念だなと思った。俺も困ったとき、投げ出したいときは北に逃げようと思った。本格的に北に行く訳じゃないけれど、まぁ気分的に北に行くわ。

 

西原さんは子育てが終わったとかで、その本よんだけど良かったなぁこれからの生き方について、しっかりとした意見をおっしゃられていた。人生ってやつを考えてみたくなった。とにかく娘さん、息子さんへの応援メッセージだったな。俺までも励まされたような感覚。
西原さんはキレッキレだったな。あの人の本をガンガン読んでいきたくなりました。他にどんなことを書いているんだろう?


そして「持たない幸福論」元ニートのphaさん、好きだわー
まず文章が非常に読みやすい。ほんとうに簡単なことばで語られていて、むずかしいこともシンプルに説明されているのが私にはうれしい。あと「ダルい」というふんいき、やわらかい、ゆるやかな空気が終始流れていて、それも最高だ。文庫版にはまた書き下ろしがあり、ボリュームが増えてうれしい。しかも安い。

 

本屋って楽しいですね。