い〜い(湯)だな♪アハハン♪かげん

まあそうイライラ、クヨクヨしないで
がんばりすぎないで、
「なんとなくこうしたい」自分の気持ちを大切に、
盆栽じゃなく原生林で生きていこうよ、と心屋さん。

いいかげんの由来は、お風呂の
熱くもぬるくもない「よい湯加減」。

しかし、マジメな日本人は
いい湯だな、アハハン ♪ と
ゴキゲンな自分に不安を感じて
「努力」「がんばり」に突っ走りやすい。

努力すれば、報われる。認められる。
報われないのは、努力が足りないから。

つまり「努力しない自分はダメ、報われない」というのが
大前提だけど、現実には、努力しても報われないことはしょっちゅうある。
すると大変なことになる。

努力して報われると
「やっぱり努力は大切」、
努力しても結果がついてこないと
「やっぱり努力が足りないんだ」。

どっちに転んでも次の手は
「もっと努力する」
そこで報われても、報われなくても
「もっともっと努力する」しかない。

「努力は美徳」
「努力できない自分はダメ。情けない」

だから、身も心も、休まるときがない。
手を抜けない。弱音も吐けない。人に頼れない。

「努力してない」「がんばれない」 自分を許せない。

駆り立てられるように 走って、走って、走って……。  

心のブレーカーが 落ちる。

そうなる前に「努力しない自分はダメ」という
大前提をぶち壊そう。

実は、かなり「適当」ぐらいが
人生うまくいくんだよ。

 


人間の体は正直です。
がんばってがんばって、人に認められようと
自分を抑えてがんばって、その結果として、
体が悲鳴をあげる。
それでも、がんばって、がんばって・・・。
すると、こんどは体が本当に壊れる。

私も、これまでそんな人生の生き方をして
きました。そして、体が壊れて、病気にな
って初めて気づいたのです。
生き方が間違っていたのだと。

心屋さんの本は、「いいかげんに生きるな
んて無理」という人に、「いいかげんでい
いんだよ」という安心感を与えてくれます。

ぜひ読んでみてください。

 


数日前に購入しました。とてもいい本だと思います!私は数年前から職場の人間関係がうまくいっておらず、またプライベートでも自分の言いたいことが言えず、鬱々とした気分になることが多いのですが、この本はまさに今の私にぴったりの本だと感じました。特に印象に残ったのが、『「努力は報われる、というのは嘘。報われないこともある』の部分です。「努力は報われる」とか、「働かざる者食うべからず」と言ったよく耳にする格言が、自分自身を縛ってしまっている、
と書かれているのですが、まさにその通りだと思いました!私自身、職場で自分なりに努力しているつもりでも、それが裏目に出てしまったり、空回りしてしまうことも多いからです。また、仕事で嫌なことがあっても「石のうえにも3年」とか、「もういい大人なんやから、弱音を吐いたらあかん」とか「お給料は我慢料」などと自分に言い聞かせることも多いのですが、自分を鼓舞するつもりが、結果として自分に鞭を打って痛めつけてしまっているのかなあと感じました。帯に書かれているとおり、この本を読んでいると心がゆるくなっていきそうです。読んでみる価値のある本だと思います。