焦ってハードルを上げない

焦ってハードルをあげない。

時間がかかることを受け入れましょう。
僕も、「明日には変わろう」「一週間で就職しよう」「一ヶ月で化けよう」みたいに思いつつ、結局もっと時間がかかってしまった。

全部を本命だとか、毎日が正念場だとか、すべての行動に対して、「なんとかなったはず」と考えると、やばいくらいドツボにはまります。

失敗するたびに自虐が始まり、失敗が怖くなり、動きたくなくなってしまいます。

とにかく取り戻したい。
何が何でも、取り戻したい。
すべてを、取り戻したい。

一年でも早く、一ヶ月でも早く、一日でも早く。

ダメな時期って、こんな感じですよね。
受験に失敗した浪人生のごとく。

速度を落としてもいいから、体勢を立て直して走り出すこと。
やる気があるのに動けないとか、そういうときは、だいたい

「ハードルが高すぎる」のが原因です。

自分にとってですよ?世間は関係ないです。

ハードルを超えられなかったら、ハードルを下げるべきです。

最終的な目的を高くするのと、ハードルを高くするのは、まったく別なんで大丈夫なのです。

さらに焦っているときは、「どう考えても一日の作業量じゃない」というのを、予定に組んでしまいがち。一気に片付けるなんて、無理しても無理だろうという状況なのに、一気にやりたいみたいに考えているから、おかしくなる。

だから、いったん、他のことは忘れて、すぐ終わる一つのことに集中しましょう。

やらなければならないことを全部覚えていたところで、どうせ一つづしかできないし、他のことは後でOK。そこからでも間に合うんです。

今、焦っている人ほど、あえて長い目で見てください。人生80年あります。5年くらいダメでも、あえて6,7年目を覚悟して、脱却を図るのもいいと思います。それで、逆に早くなるのでは、と僕は実体験から思います。