腹を立てるのは相手をコントロールしたい気持ちがあるから、自然現象だと思っていた方が塩梅がいい。他人に何かを求め始めるとキリがない。そもそも腹を立てた時点で相手のペースなのだ。

感情的になってしまうのは、その人に余裕がないから。余裕がないという弱さが、嫌われていると言ってもいい。人は裏切ったりするのも、その人の弱さから来ている。弱さというのは人に迷惑をかける。

 

どうにもならない台の不備に文句をつける。
こういう人で対戦が強かった例はほとんどない。
状況を受け入れて、自分がすべきことを実行する。
それが強さへの近道。

 

別に命までは取られない。命を取られない以上は結局は何事も遊びみたいなもの。

 


劣勢になったらとりあえず一歩引く。
体勢を整える。

その後のことは置いておけばいい。
とにかく一度引く。広い視点で状況を見られるようにする。
そうするとパニックになっていた感情がだんだん落ち着いてくる。
その後のことは、それから考えればいい。

目的は試合を壊さないこと。

 


同じところに留まっていては、負けだ。
昨日より今日、今日より明日。
ひとつずつでもいいので変わり続けること。

大きな成果や成長であっても、煎じ詰めれば
それは小さなひとつの成長の集合といえます。

 

視点を高くする。
ほとんどの人が場面ごとの最適解を求める。
僕は場面全体を見る。

成果は各場面ごとの勝ちの統計ではない。
視点というのは方向性や理念のようなものだと
考えればいい。ストーリーともいうかも。

 

場面においては失敗したって構わない。
視点さえ、しっかりしていれば、必要なリスクも取りに行ける。

 

相手の動きに意味を感じながら、コミュニケーションを取るように戦っている。
画面越しであれ卓上であれ、何かを伝えあうような感覚を楽しんでいる。


怒りを元にした強さは、偏った強さでしかない。
結局、勝負には向いていない。怒りというのはいつか冷めるようにできている。
感情の高ぶりに任せて集中したことの反動がやってくる。

ゲームを広く見る視点が吹っ飛んだまま
集中が落ちるからプレイは荒い。


怒りが冷めるにつれ、内容がどんどん悪くなってしまう。
消えた怒りを埋めるように、不安とか、恐怖が押し寄せてきた。

 


実験タイプはひたすら小出しの実験を繰り返し
傷だらけになりながら、経験を貯めていき、経験則で判断します。


情報が充分集まり、かつ正しい判断ができるのであれば、計画して実行した方がよいと思います。

ほとんどの実験は外れます。人生で実験を繰り返してきた人は、そのことを体感的に
よく知っているので、最初から逃げるつもりで実験しています。

 

転んできた人はやはり、転び方が上手いんです。
成功する前提で始めると、計画変更や撤退の際にどうしても心の踏ん切りがつかなくて
はまり込んでいくように感じます。

少しずつ修正をしながら当てに行くスタイルの方がいいような気がしています。
その際に大事なのは、ある種の軽快さ、言葉を変えるとほどよい無責任さかなと思っています。

 

 

他人と比べるからダメなんだよ。せっかくこの世に生まれたんだから、美味しいものを食べて、楽しい趣味を見つけてエンジョイすればいいんだよ。

 

死ぬときに何のために生きてたんだろうと思うより、
あー楽しい人生だったと思いたいから色々やっているよ私は。
そう思わなくてもいいなら何もせんでいんじゃね?

 


ビートたけし
「若手の人が映画をつくりたいと挑戦しても、教養がないとそれが表に出てきてしまう。
やはり色んなことを知らないとダメだし、深みが出てこない」


長嶋監督は野球の魅力をファンに伝えるにはどうしたらいいかを常に考え、言語化し、さらに理論化して実践していたのです。